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2015年6月5日

測量の日

 

記念フェア風景

測量の日

測量法と言う法律の施行を記念して、毎年6月3日は測量の日とされており、全国で記念の催しが行われます。大阪でも、国土地理院近畿地方測量部、大阪府測量設計業協会、それに大阪土地家屋調査士会の主催で測量の日の記念イベントが行われました。

幾つかの講演と、最新の測量技術等のバネル展示等が主な内容ですが、最近測量は、測量と言うより計測に近く、使う機器もどんどん変わってきているように感じます。今何かと話題のUAV(ドローン)ですが、これにカメラを搭載して、3Dモデルで解析しようという方法が、静かなブームを迎えています。

国土地理院は立体視地図を展示していました。立体視メガネで見るのですが、本当に見事です。私はというと、「土地家屋調査士と境界情報の管理」というテーマで30分程度お話をしてきました。

 

2016/6/8

 

早いもので、先の文を書いてから、早一年が経過しました。 今年は昨日(6/7)大阪合同庁舎4号館2階で、国土地理院近畿地方測量部、一般社団法人大阪府測量設計業協会及び大阪土地家屋調査士会の主催で「測量の日」記念フェア2016が開催されました。

国土地理院内にもUAVを扱う専門部署ができたらしく、国土地理院ランドバード(GSI-LB)と呼ばれているそうです。昨年にも増して、UAVに関するテーマが多かったですし、UAVを使った公共測量マニュアルも作成されたようです。確実に、測量も変化してきています。私は、「土地家屋調査士業務の周辺からの話題」という、何だか良く分からない(笑)タイトルでお話ししましたが、基本的に取り上げたテーマは、官有の無番地、特に寺社の土地などに時々みかける境内地になっていない無番地の事でした。この中で、江戸時代に書かれたとみられる根来の出城の配置図を、今のGISの土台に載せる試みを紹介しました。余り時間が無かったので、十分ではなかったですが。

下に、このフェアのレジメを載せておきます。

 

 

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